【最新のフィルムカメラ】CANON EOS Kiss 7レビュー

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私がメインで使用しているフィルムカメラはCANON EOS Kiss 7です。

 

以前、所有するCANONのフィルムカメラについて記事にしました。その中でもEOS Kiss 7をメイン機種として選んだ理由をご紹介します。

 

  

 

 

 

 

CANON EOS Kiss 7を選んだ理由

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私は数台、CANONのフィルムカメラを所有しています。

その中でEOS Kiss 7をメイン機種として使用しています。CANON EOS Kiss 7のおすすめなポイントは4つです。

  • デジタルカメラのような操作性
  • EFマウントのレンズが使える
  • シャッタースピード1/4000が使える
  • オートデート機能
  • とにかく軽い

 

デジタルカメラのような操作性 

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EOS Kiss 7は2004年の発売です。すでにデジタルカメラが出回ってきた頃に発売されたフィルムカメラということになります。デジタルカメラにも応用されている技術が搭載されているフィルムカメラとも言えます。

 

実際に使用していても現行のデジタルカメラのKissに近い操作性でフィルムカメラのEOS Kiss 7を使用することが出来ます。

 

普段からCANONのカメラを使用している方なら違和感なく使用できるフィルムカメラだと思います。

 

EFマウントのレンズが使える 

CANONの一眼レフのEFマウントはフィルムカメラ時代から採用されているマウントです。最新のミラーレスカメラでもマウントアダプターを併用して使用することが出来ます。

 

そしてこのEOS Kiss 7もEFマウントを採用しています。すでに所有しているEFレンズをフィルムカメラに使用できるということになります。

 

普段から使用しているレンズを使用して撮影することが出来ます。

 

シャッタースピード1/4000が使える

デジタルカメラを普段から使用している方からすると

 

「1/4000って普通じゃないか、1/8000も使用できるが。」

 

と思う方も多いと思います。しかし、フィルムカメラでは1/4000のシャッタースピードを使用できるということはとても大きいポイントです。

 

さまざまなメーカーのフィルムカメラを見渡してみるとシャッタースピードが1/500や1/2000という機種は多くあります。

 

あの有名なM型ライカも1/1000が最速だったりします。

 

フィルムカメラはフィルムを変えない限りISO感度は一定です。絞りを変えずにシャッタースピードでカバーすることが出来ます。

 

オートデート機能

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オートデート機能とは、写真の右下にオレンジ色で撮影日が記録される機能です。昔の写真でよく見かけるものですね。

 

EOS Kiss 7にもその機能があります。フィルムカメラではそのオートデート用にカメラの主電源の他に電池が必要になる機種が多くあります。EOS Kiss 7は1種類の電池でカメラを動かし、オートデート機能も使用することが出来ます。

 

とにかく軽い

現行のデジタル一眼レフカメラEOS Kiss X10はおよそ450gです。EOS Kiss 7はおよそ350gです。とにかく軽いです。気軽に持ち出すことが出来ます。

 

EOS Kiss 7の使い方

EOS Kiss 7の基本的な使い方を私が使用している機能を中心にご紹介します。

他のCANONのフィルムカメラにも共通の部分がありますのでフィルムカメラの操作法としてもご覧ください。

 

EOS Kiss 7について

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発売されて約20年、もちろん故障してもサポートを受けることは出来ません。

 

私はフリマサイトで購入しましたが、メイン機種なので故障してもいいように2台所有しています。

 

グリップのベタ付きが出やすいカメラですが、私の購入したものは前のオーナーさんがすでに処理をしたようです。エタノールなどで処理ができますのでベタつきありの中古でも購入しても問題ありません。

 

電池について

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使用している電池はCR2を2本です。一般的には見かけることが少ない電池ですが家電量販店で買うことが出来ます。

背面液晶やオートデート機能もこの電池で操作できるのでとても便利だと思います。

 

 

 

フィルムの充填について

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フィルムを印の位置まで伸ばし、蓋を閉じると自動で巻き上げてくれます。

フィルムカメラの基本ですが、フィルムを撮り終えるまでは裏蓋を開けないでください。

 

撮影時の設定について

撮影時の設定についても普段からカメラを利用している方ならすぐにわかるような見た目になっています。普段からデジタルカメラで慣れている設定で使用できます。

 

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背面液晶の操作についてご紹介します。

オートデート機能はメニューから選ぶことが出来ます。

私は【西暦・月・日】の記載を選択しています。

もちろん日付を入れないことも選択できます。私はフィルムらしさ、思い出と言う面から入れるようにしています。

電池が切れるとこのオートデート機能もオフの設定に戻るようです。ぜひご注意ください。

 

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フォーカスポイントは7点です。こちらもデジタルカメラと同じ方法で選択することが出来ます。

 

他にも多重露光などの機能もありますが、今後ご紹介させていただきますね。

 

レンズとアクセサリー

私が使用しているレンズ、アクセサリーをご紹介します。

持ち歩くものもデジタルカメラとは異なります。

 

レンズ;CANON EF40mm F2.8 STM

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EOS Kiss 7にはEF40mm F2.8 STMをつけたままにしています。

私がEOS Kiss 7をメインで使用している理由はより気軽に持ち出せるところがとても大きいです。そのため、より軽くして持ち出したいと考えています。

EF50mm F1.8 STMも所有していますが、全体的により小さくしたいのでEF40mm F2.8 STMを使用しています。

 

ストラップ;Peak Design リーシュカメラストラップ

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昔のカメラに近代のアクセサリーを付けるのを嫌う人もいるかと思います。

私はフィルムカメラをデジタルカメラと同様に持ち出せるようにしています。そのため、全てのカメラにPeak Designのストラップを使用しています。

 

またとても軽量なのでストラップを使用せずにそのままカバンに入れて持ち歩くこともあります。すぐにストラップを取り外せるのはとても便利です。

 

 

フィルムケース;Japan Camera Hunter JFC3505

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一般的に使用されている35mmフィルムは24枚か36枚のものがほとんどです。1回の撮影で複数のフィルムを使用する時には箱から出してフィルムケースに入れて持ち出しています。

 

このフィルムケースは黒、白、緑、ピンクなどのカラーバリエーションから選ぶことが出来ます。

 

私はカバンの中でも目立つピンクを選びました。

 

 

 

まとめ

ご紹介した通り、とても軽いのにとても使えるフィルムカメラです。

 

個体数も少ないので美品の中古を見つけた時には買って損はないと思います。

 

今後も季節を変えてEOS Kiss 7のレビューを行いますのでお楽しみに!!