ロモグラフィージャパン20周年記念の限定フィルム。
ロモグラフィーとカメラのキタムラの共同での限定販売です。
値段は税込1,730円と少し高めですがとても面白いフィルムだと思います。
私はカメラのキタムラで購入しました。2店舗回りましたが1店舗はすでに売り切れていました。
ロモグラフィー公式ホームページではまだ在庫があるようなのでぜひお試しください。
フィルムの紹介
Lomography Lomochrome Metropolis Tokyo
- フィルムサイズ;35mm
- フィルムタイプ;Color Negative Film
- ISO感度;100−400
- DX code;なし
- 現像;C-41現像
- 露光;36
- サイズ;1
スペックを見て気になるのがISO感度。
ISO感度に幅があります。天候に合わせてISOを選ぶことによって仕上がりを楽しむことが出来るようです。
私は毎回設定するのを忘れてしまいそうなので全ての状況でISO200にして撮影しました。作例も全てISO200で撮影しました。DXコードがないため注意が必要です。
そして、アルミ製のフィルムケース。
FujifilmやKodakの半透明なフィルムケースとは違う高級感と存在感だと思います。
Lomographyのフィルムはもちろんですが、撮影の際にお気に入りのフィルムを入れて使用するのもいいと思います。
作例紹介 春。
Lomography Lomochrome Metropolis Tokyoを使用した作例を紹介します。
使用したカメラはKonica Hexer RF、レンズはKonica M-Hexenon 50mm F2を使用しました。ISO感度は200に設定しました。
フィルムの現像とデータ化はカメラのキタムラで行いました。
キタムラで売り出してるフィルムなのでキタムラでデータ化してもらったら間違い無いのでは、という考えからです。
01.弘前公園
まずは弘前公園で撮影した写真です。
撮影したのは4月24日です。
今年の桜の開花は少し早く、西堀では花筏が出来ていました。
逆光の表現も気に入ってます。
1枚目、2枚目ともに暗部はグリーンが強い印象です。
ピンク色の桜の花びらの色味も面白い雰囲気です。
水面に写る空の青が綺麗な1枚です。
フィルムのパッケージのデザインでも青が印象的ですが、実際に写してみると青の表現も素敵だと思います。
次は水面ではなく、空を直接撮影した写真です。
他の写真でもそうですが、ノイズ感が強めなフィルムに感じます。
(現像やスキャンの問題かもしれません。)
風景写真とは言えませんが、桜のピンク、草の緑、水面の青を同時に撮影するとこのようになりました。
02.平滝沼公園
次に、青森県つがる市にある平滝沼公園の桜です。
綺麗に並んだ桜の木が印象的な公園です。
絞って撮影すると解像度も問題ないと思います。
こちらの写真も少し絞って撮影しました。
急に風が吹いて桜の花びらが舞った時に急いで撮影しました。
花びらもくっきり撮影できていると思います。
弘前公園の写真よりも明るい空を撮影した写真です。
やはり綺麗な青の表現だと思います。
03.菜の花畑
最後は鯵ヶ沢の菜の花畑です。
毎年場所が異なる菜の花畑ですが、今年のポイントは牧場のすぐそばだったので見つけやすい場所でした。
菜の花ということで黄色の色味を確認できると思います。
やはりグリーンぽい印象です。
天気は晴れていましたが、くもりのように写ってしまいました。
空がピンクぽい色味にも見えます。
こちらは開放で撮影した写真です。
Konicaのレンズの描写とも相性はバッチリだと思います。
まとめ
今回は青森県の春のスナップを中心に紹介しました。
普段使い慣れたFUJIFILMやKodakのフィルムから少し違った印象の撮影をできるフィルムだと思います。
そのままプリントして飾っても面白い色味です。
おそらく在庫がなくなり次第終了だと思うので1回はチャレンジしていただきたい1本です。