今回はフィルムカメラ CANON EOS Kiss 7のバッテリーパックの紹介です。
他社ではバッテリーグリップという事がありますが、今回は商品名と同じくバッテリーパックという表現にしたいと思います。
Kiss 7の記事でも紹介しましたが、Kiss 7は出回っている数が少ないです。
バッテリーパックはもっと少ないです。
CANONのフィルムカメラにはエントリー機種でもバッテリーパックが発売されていました。
今回、そのバッテリーパックを入手したのでご紹介したいと思います。
入手方法
もちろん新品で購入することは出来ず、中古でのみ買うことが出来ます。
フリマサイトでもごく稀に出品されることがあるようですが、すぐに売れてしまうようです。
BP-220はKiss 5、Kiss Lite、Kiss 7に使用することが出来ます。
Kiss 5やKiss Liteのボディと一緒に売られていることもあるようなので、ボディの名前で検索すると見つけることが出来るかもしれません。
値段は5000円程度で出回っているようです。
BP-220本体
今回入手したBP-220を見てみます。
フリマサイトにて動作未確認で入手しました。
きちんと動作しないときは自分で直してみようと思って購入しましたが、運よく動いてくれました。
現行のCANONのカメラのバッテリーパックに通じるところもありますが、現行のものと比べると見た目も機能性も良くないです。
現行では目立たなくなっている本体固定用のネジは丸見え。
現行は電池を横から入れれるようになっているのがカメラから取り外して入れなくてはいけません。
本体電池の蓋は付けたままバッテリーパックに収める形式です。
現行のカメラでは取り外してバッテリーパックに装着できるようになっていますが昔はこのようなものだったのですね。
そんなバッテリーパックでも使用することでいい点もあります。
通常、あまり見かけない電池CR2を2本使用するのが、どこでも売っている単三電池を4本で動かせるようになります。
また、縦構図が好きな人は縦位置にもシャッターボタンがあるので撮影しやすくなります。
立ち位置に付いているボタンはシャッターのみ。
現行のバッテリーパックにあるようなダイヤルやボタン類は付いておらず、よりシンプルなものになっています。
CANON EOS Kiss 7+BP-220
実際にKiss 7にBP-220を装着してみました。
Kiss 7のみに比べると大きくはなりますが、それでもフルサイズのデジタルカメラよりは全然軽いです。
これで単三電池で運用できるのなら、という事で私はずっと付けっぱなしにしてます。
電池を外すときにはバッテリーパックごと外す必要があるとお話ししましたが、バッテリーパックを外すとDate機能などもリセットされてしまうので注意が必要です。
まとめ
良い点
- 単3電池4本で運用可能
- 縦位置にシャッターボタン
残念な点
- Kiss 7単体より大きくなる
- 電池の入れ替えが大変
私が思うポイントをまとめてみました。
あえて見た目については触れていませんが、見慣れれば可愛らしく見えてくるものです。
Kiss 7同様に、好条件の中古を見かけた際は購入してみてもいいのではないでしょうか。