こちらのページでも何回かご紹介したCANON EF200mm F1.8L USMを手放しました。
このレンズだけは手放すことはない!と個人的には満足なレンズだったのですが、いろいろ思うことがあって手放す決心が出来ました。
同じレンズを手放す理由として(あまりいないかもしれませんが)、また、レンズの手放す基準として何かしらの参考にしていただければ嬉しいです。
CANON EF200mm F1.8 L USM について
以前、ページでもご紹介したこのレンズ。
私の所有していたレンズの詳細はこちらのリンクをご覧ください。
簡単にまとめると、
30年以上前に発売されたレンズです。出回っている数も少なく、現在入手しようとしてもなかなかいい状態のものは見つけることができないレンズです。
200mmという焦点距離でF1.8。ひたすらボケます。そしてとても綺麗。現時点で同じスペックのレンズは存在していません。
手放した理由
そんなレンズを手放した理由は大きくまとめると5つあります。
私なりの考え方、今回の場合という点が大きい内容だと思っております。
少しでもレンズの手放す判断の基準のご参考になると嬉しいです。
使用頻度の少なさ
今までもご紹介している通り、私のメイン機材はFUJIFILMです。
今回のレンズEF200mm F1.8L USMはもちろんCANONのレンズです。
FUJIFILM のカメラでも活用できないか、マウントアダプターを使用して試しましたが、どうもしっくり来ませんでした。
Xマウントはfringerのアダプターを使用。動くことは動きますが、動きがおかしく、ピントもダメでした。
GマウントはSYOTENのアダプターを使用。まったく動きませんでした。
SONYのカメラを使用することもあるのでSIGMAのMC-11を使用して運用することもありましたが、やはり年数回の使用回数になってしまいました。
最近の私の撮影スタイルでは焦点距離200mmを使うこともなければ、F1.8である必要性もなくなってしまいました。何より重い!!
使用しないと言うことはやはり手放す大きな理由だと思います。
修理ができない
30年以上前に発売されたレンズなのでもちろんメーカーの修理対応も出来ないレンズです。
少し調べてみると故障によっては修理可能な場合もあるようです。
私のEF200mm F1.8L USMの状態はとてもいいものだったのですぐに修理が必要ということはありませんでしたが、通常通り使用していても壊れる時は壊れます。
価値のある良い状態のまま手放すことも大切だと判断しました。
同じスペック200mm F1.8の噂
ミラーレスが中心の時代となって、今まででは考えれないスペックのレンズが登場しています。
その中でもSIGMAから200mm F1.8の開発の噂が出ていました。
まだ噂の段階なので本当に発売されるか、いつ発売されるか、値段はどの程度か、そのようなことは全くわかりません。
発売された時に本当にその性能が必要であればその時に買えばいい、という事で落ち着きました。
購入した時の価値
現在のフリマサイトでの値段を見て手放すにはちょうどいいタイミングだと判断しました。
少し前までより数万円相場が下がっているようでした。
これはSIGMAの噂の影響なのか、使用する人が減ってきているのか、詳しいことはわかりませんが、ちょうどいいタイミングだと思って決心しました。
FUJIFILMのカメラのために
先日発売されたX-H2S、そして今後発売されるX-H2、発売が噂されているX-T5。
まだX-T4をメインカメラで使用していて買い替えるつもりはありませんが、新しいカメラの予算としました。
X-H2Sの性能を活かすためには設計の新しいレンズを使用した方がいいとの書き込みも多く見られるためレンズの買い替えの予算も必要のようです。
最近のカメラは高額すぎる!その分性能も十分だと思いますし、実際に使用するのも楽しみです。
レンズの行方
私が所有していたCANON EF200mm F1.8L USMを購入していただいたのは関西の方です。
いろいろなサイトを見ていると関西ではこのレンズが流行っているようですね。
レンズは資産、とよく言ったものですが、私の購入した時の約◯倍の値段で購入していただきました。手放せた額も納得できるものだったので良しとします。
年に数回しか使用しない私が所持しているよりも、購入していただいた方にたくさん使用してもらえる事がレンズにとってもいい事だと思ってます!!