デジタルカメラ、フィルムカメラも持ち出すのがめんどうな時はチェキを持ち出したりもしています。
デジタルカメラは重いし、フィルムカメラだと1本使い切らないと撮影した写真が確認できないですが、チェキだと1枚でも確認できてしまうんです。
当たり前ですがこのポイントもチェキが流行っている理由の一つだと思います。
流行っているのでチェキを始めたいと思っている人も多いと思いますが、本体やフィルムが品薄な状態が続いています。また、新品の本体が1万円、フィルムが品薄の影響で高額となっており、なかなか手を出せない人も多いようです。
そこで中古で手に入り、気軽に始めることができるチェキ instax mini 7についてご紹介したいと思います。
チェキinstax mini 7をオススメする理由
今まで20台以上のチェキを使ってきた私だからチェキ instax mini 7(以下、チェキ7)をオススメする理由があります。
私が考える大きなポイントは見た目・壊れない・値段の3つです。
見た目の良さ
ファッション的なイメージもあるチェキ。
現行のチェキ12、その前の11、8+、8はパステルカラーのワントーン、他の高額なラインのチェキも黒などの落ち着いた色ですが、チェキ7は目立つ色のツートーンカラーです。
見た目の古さなどもなく現代でも全然使用できるカメラです。
私が現在使用しているチェキ7は2001年発売のブルーと2004年発売のオレンジです。
※チェキ7と言っても発売時期・カラーで細かな呼び方が違いますが、機能面は変更がないようです。
壊れない
私は色を楽しむということで中古で購入して壊れたら買い替えるという方法で運用していました。しかし、今まで使用していて壊れたのは1回だけでした。
フラッシュがいつもより強く発光したなと思ったらそれ以降フラッシュが使えなくなってしまいました。
その他のシャッター、フィルム排出などは今まで壊れたことはありません。
普段使用していると落とすこともありますがプラスチックな見た目によらず意外と丈夫です。
値段の安さ
おそらく1番のポイントである値段の安さです。
フリマサイトを見ていると単三電池を使用していて、シャッターを押してそのままフィルムが出てくるタイプの中では比較的安く購入できます。
値段などについては後の購入のポイントでお話しします。
基本的な使い方
直感的に使用できるのもチェキの魅力だと思います。
・電池を入れる
・フィルムを入れる
・レンズを引き出してスイッチON
・点滅から点灯でシャッターを切る
たったそれだけです。
画面の付いたチェキなど操作が複雑なチェキもありますが、チェキ7のように簡単な操作で使えるのもとても楽しいです。
明るさの調整
スイッチを切り替えることでレンズの絞りを切り替えることが出来ます。
緑色に点灯する箇所が1番明るく、左に切り替えることで絞りが小さくなります。
しかし、
私が所有しているチェキ7、チェキ7sともに明るさの調整がイマイチなんです。
説明書には被写体に向けると緑と赤のランプが光って設定したほうがいい明るさを教えてくれると書いてあるのですがこの赤ランプがあまり光ることがないです。
チェキ8を使用していた時にはもっと光っていたように思うのでこれも改良された点なのでしょうか。
現在所有している5台で試したので壊れているわけではないと思いますが、今後検証してみたいと思います。
明るさの調整はいつもそのまま緑ランプの設定で撮影していい写真だと思えるものが撮影できているので使うことがないです。
購入のポイント
もちろんチェキ7は新品では購入できないのでフリマサイト、リサイクルショップなどで購入することになります。
その時に注意するべきポイントをご紹介します。
・電池の液漏れ
・変色
・あとは基本的に大丈夫!!
・値段
※私がチェックしている項目となります。動作を保証することは出来ませんのでご参考までに。
電池の液漏れ
電池の液漏れは使用しない状態で電池を入れたままにして起こる症状です。
普段は持ち歩かず、何かの機会があったら持ち出すから電池を入れたままにする、チェキらしいと言えばチェキらしい症状だと思います。
フリマサイトでチェキを探していると多く見られる液漏れですが、この症状がなければおおよそ問題なく使用できるカメラだと思います。
もちろん通電するという意味では、ということになります。
これを目安に20台購入してきましたが、全て通電は問題なく使用出来ました。
たまたま運が良かっただけ?かも知れませんが、液漏れがなければ通電はすると思っています。
変色
チェキ全般に言えることなのですが、変色の持病があります。
私が使用したことがあるチェキ7、7s、8+はこの症状がありました。現行のチェキでは少しは改善されているかも知れませんが、ざらついた質感も似ているので同じ症状があるかも知れません。
チェキ7の変色はこんな感じです。
右のチェキが少し黄色く変色しています。
1台だけ持ち歩くとわからないとも思いますが、背面を見ると1台だけでも変色がわかリます。
もちろん変色は機能面には関係ないので変色は自分が許せる範囲で購入していいと思います。
あとは基本的に大丈夫!!
私が考える大きなポイントは液漏れ、変色だけです。
チェキ7のいいところは単三電池4本で使用できる点です。
そのためフリマサイトでも通電、シャッター、フラッシュの動作確認されている個体が多くあります。
フィルムを使用した動作確認がされているものは少ないです。
フリマサイトではフィルムがうまく排出されないという記載を見かけたことがあるので、頻度は不明ですが少なくはない故障なのだと思います。
おそらく、フィルム排出用のレバーの故障のようなのでカバーを開けて動いているのを確認できればフィルム排出は問題ないことの方が多いようです。
内部の右下のレバーです。
もう1つ、可動部分で気になるのはレンズのシャッターだと思います。
シャッターを押してレンズ内部で動いているか簡単に確認できる箇所です。
この点も壊れたのを見たことはないのですが、念の為に確認できるのであれば確認しておきたいポイントです。
他にもレンズの汚れ、落下など気になる方は細かくチェックしてみてください。
値段
2−3年前は2000円程度で購入できたチェキ7ですが、最近では5000円程度で取引されています。
状態にもよりますが相場が上がっているのは間違いありません。
1万円で現行のチェキを購入するか、半額でチェキ7を購入するかということになります。
私は最近ではチェキ7をリサイクルショップで500円で購入しました。ポイントになる液漏れはなし、変色もなし、電池・フィルムを入れて普通に使用出来ました。
相場より安い値段で、いい個体があったら迷わず購入してもいいかも知れません。
まとめ
チェキをはじめるのにオススメなチェキ7を紹介しました。
しかし、チェキの人気と転売の影響でフィルムが入手困難な状況が続いるので使い続けるには注意が必要です。通常900円のフィルムがAmazonでは1500円と高額になっています。
より手軽にはじめたい方はぜひチェキ7をチェックしてみてください。